目次
タスク指向UIとは
最初にアクションを選択してから、オブジェクトを選ぶUIはタスク指向UIと呼ばれています。
タスク指向は動詞→名詞の順番で設計されています。
タスク指向UIの例
日常生活では、オブジェクトを決めてからそれに対して行うアクションを選ぶのが一般的です。つまり、タスクは1つのオブジェクトに対して複数発生する場合、タスク指向UIが使いやすいということになります。
例えば、ATMや自動販売機、不動産サイトなどたくさんのタスクとして設計するUIです。
ATM であれば、
・オブジェクト(対象):自分の口座
・タスク(アクション):お引き出し、お預け入れ、残高照会、etc
・タスク(アクション):お引き出し、お預け入れ、残高照会、etc
自分の口座というオブジェクトに対して、お引き出しやお預け入れをするため、タスクだけで完成する方が自然だと思います。
対象が、自由度を求めていなく、決まった操作をできれば満足できるため、
タスク指向のUIが最適です。逆に、自由度の高いUIにしたい時はオブジェクト指向の方が良いです。
タスク指向UIとオブジェクト指向UIの違い
オブジェクト指向UIとは、ユーザーが目的とするオブジェクトを起点として、設計されたUIです。
タスク指向は、タスクを起点として、動詞→名詞の順番で設計されています。
タスク指向は、タスクを起点として、動詞→名詞の順番で設計されています。
UIを設計する時には「オブジェクト指向UIにの方が良い」というのは書籍を読んで理解できたのですが、全てのサービスをオブジェクト指向で作るべきということではないです。
まず「操作する対象はだれ?」を考える
・対象が決まっている → タスク指向UI
・対象が決まってない → オブジェクト指向UI
このように考えることで、使いやすいと思われる UI 設計ができます。
最後に
タスク指向UIもオブジェクト指向UIも、目的としてはオブジェクトをユーザーが自由に操れるようにすることです。
ユーザー要求は「やること」としてまとめられていきます。その「やること」を実現するために様々な機能が実装されていくことで、タスクに必要な情報オブジェクトを定義してユーザーがそれらを自由に操作しながら目的を達成できます。
今回はタスク指向UIについて解説しました。ありがとうございます。