アイデアランプロゴ

業務システムのUI/UX改善

現場の課題をほどき、
業務をスムーズにするシステムへ

業務システムは導入がゴールではなく、「現場業務を効率化し、生産性を高めること」が本来の目的です。
しかし実際には、操作が複雑で使いにくい、利用が定着しないといった課題が多く見られます。
アイデアランプは、お客さまの事業や業務プロセス、利用者を深く理解し、課題を整理したうえで、
数年先も使われ続けるシステム像を共に描きます。設計から改善施策、導入後の支援まで、UI/UXの観点から伴走します。

解決すべき課題

現場浸透に
関する課題
導入後、現場に受け入れられず
使われなくなってしまう等
開発プロセスに
関する課題
現場の細かな業務やお作法をすくい上げられず、要件定義が長引く。
開発が遅れてしまう等
操作性に
関する課題
操作が複雑で、ミスや手戻りが多い等
予算に
関する課題
企画当初では想定できなかった要件が多い、仕様変更が相次ぎ、コストが膨らむ等
教育・ナレッジ共有に
関する課題
新システムの使い方をマニュアルにまとめ直す等、システム導入前後のタスク等
効果に
関する課題
システムを導入してみたが、
費用対効果が見える化されない等

アイデアランプの強み

業務フローに寄り添う設計力

私たちはまず、現場で実際に行われている業務プロセスを深く理解することから始めます。
使う人が「自然に使える」ことを最優先に、既存の業務フローに無理なく組み込める設計を追求。単なるデザインではなく、現場での導入負荷を最小限に抑え、チーム全体がスムーズに移行できるUIをご提案します。
運用効率を高める“使いやすさの設計”が私たちの強みです。

複雑な情報を整理する技術

多機能・多情報のシステムほど、利用者が迷いやすくなります。
私たちは情報構造を丁寧に整理し、複雑なデータや機能を直感的に操作できる画面構成へと再構築します。
情報の優先度や利用頻度を考慮しながら、見やすく、分かりやすく、操作しやすいUIへと導くことを得意としています。
ユーザーの思考負担を減らし、使うたびに理解が深まる“考えられた使いやすさ”を実現いたします。

開発との円滑な連携

UI/UXデザインと開発は、別々に動くと必ず摩擦が生じます。
アイデアランプでは、エンジニア視点を持ったデザイナーが要件定義段階から参画し、技術的な実現性とデザイン品質を両立。実装時の手戻りを最小限に抑えながら、デザイン意図が正しく再現されるよう設計します。デザインと開発の橋渡し役として、プロジェクト全体のスピードと精度を高めることを重視しています。

伴走型支援

業務システムは「リリースして終わり」ではありません。
私たちは導入後の定着支援や改善提案までを一貫して行い、長期的な視点で成果を共に育てます。利用状況を分析しながら、ユーザーの声や運用課題を次の改善につなげることで、プロダクトが継続的に進化する仕組みを構築。クライアントと同じ視点で課題を共有し、真に価値のある“伴走型パートナー”として支援します。

アイデアランプならではのUI/UX改善の4つのポイント

業務システムのUI/UX改善において重要なのは、単に「見た目を整える」ことではありません。
現場で実際に使う人の行動や心理、そして組織全体のフローを深く理解したうえで、効率と体験の両立(=高効率×高感情) を実現することが鍵になります。 ここでは、アイデアランプが培ってきた実践的な知見を紹介します。

POINT⁩ 1

As-Is/To-Be分析でペインポイントを見える化
複雑な導線や操作のムダを、“現場の目線”で定量・定性の両面から分析。 現状(As-Is)と理想(To-Be)をマッピングし、どこで迷い・どこに工数が生まれているのかを明確化します。
この分析により、改善すべき優先度が可視化され、投資対効果(ROI)の高いUX改善計画を立案可能にします。

AsIs-ToBe の例

ペインポイントの例

POINT⁩ 2

高感情×高効率のハイブリッドUX戦略
AIや自動化が進む今だからこそ、“人に寄り添う設計”が差を生みます。
私たちは、業務効率を最大化しながらも、「優しさ」「安心感」「納得感」といった、ポジティブな感情を
設計に組み込むことを重視しています。
たとえば――
  • 操作完了後のサンクスページで、ユーザーをねぎらう文言を表示
  • UXライティングでエラー文言やガイドを ストレスなく理解できる言葉に改善
  • ヘルプ機能・簡易マニュアル・チュートリアルUIで自走しやすい導線を設計
これらは一見小さな工夫ですが、ユーザーの「不満」や「抵抗」を減らし、 利用定着率を大きく向上させます。
“温かさのあるUX”は、システムを“人に使われるプロダクト”へと進化させます。

POINT⁩ 3

多様なユーザーに配慮したアクセシビリティ対応
誰もが安心して操作できる設計を、デザイン品質の一部として組み込みます。
2024年に義務化された民間企業のアクセシビリティ対応を見据え、
WCAG(国際ガイドライン)に準拠した設計だけでなく、アクセシビリティ証明書の発行や掲載にも対応。 ESG・DE&I※ の観点からも信頼性を高めます。
  • WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)に準拠した設計
  • 音声読み上げ・コントラスト調整・キーボード操作対応
  • アクセシビリティ証明書の発行・掲載も可能
これにより、企業の社会的信用(ESG・DE&I対応)を高めつつ、誰にとっても“やさしい業務体験”を提供します。
単なる法対応ではなく、「やさしさをデザインする」という発想で取り組んでいます。

※E:Environment(環境)/ S:Social(社会)/ G:Governance(ガバナンス/企業統治)
D:Diversity(多様性)/ E:Equity(公平性)/ I:Inclusion(包括性)
の略で、近年の企業経営・ブランド価値・デザイン戦略で欠かせないキーワード です。

POINT⁩ 4

UI/UXのプロが現場で磨いた『デザインシンキング100選』
デザインシンキングは、アイデアを生むための抽象的な考え方ではなく、現場で具体的に課題を発見し、解決につなげる実践的な手法です。アイデアランプでは、日々のシステム改善やUXプロジェクトの中で得た “現場で効く100のヒント”をまとめています。
たとえば――
  • 業務フローを「人の動き」と「感情」で可視化してボトルネックを発見
  • UI上の“ひと手間”を省く導線設計で、入力時間を1/3に短縮
  • 感情に寄り添うメッセージ設計で、離脱率を30%改善
  • チームの共感を促すワークショップで、要件定義期間を短縮
現場での一つひとつの改善こそが、成果を生むデザインの原点です。

GOAL・KPIとなる指標

UI/UX改善のゴールは、「見やすくすること」ではなく、“使われることで成果を生む”仕組みをつくることにあります。そのためアイデアランプでは、業務効率や利用定着率などの定量KPIに加え、 使いやすさや心理的ストレスなどの定性KPIも設定。 デザインシンキングを基盤に、数字と体験の両面から改善効果を見える化します。

業務効率・生産性の指標

業務システム改善の根幹となる作業効率
定量的に測定します。

  • 操作時間の短縮率(例:平均入力時間を30%削減)
  • 手戻り・修正工数の減少
  • 1人あたり処理件数/対応件数の増加
  • 開発・運用コストの最適化率

成果を「時間・工数・コスト」の軸で可視化し、業務スピードと精度を高めます。

利用定着・ユーザー満足度の指標

システムが使い続けられる状態を定義し、
導入効果を中長期的に追跡します。

  • 利用率・継続率(例:週次ログイン率80%以上)
  • ユーザー満足度(アンケート・CSスコア)
  • 問い合わせ・マニュアル参照回数の減少
  • 離脱率・非利用機能の削減

リリース後の「実際の使用状況」をデータで追うことで、真の定着を確認します。

UX・心理的負荷の指標

デザインシンキングで可視化した、 利用者の感情曲線を指標化します。

  • 操作時のストレスや迷いの低減 (ユーザビリティ評価)%以上)
  • 感情的満足度・安心感の向上 (ヒアリング・観察調査)
  • UXライティング・ヘルプ導線改善による心理負担の軽減
  • チュートリアル・マイクロUX導入後の満足度変化

“優しさ”や“気づかい”を定性的にも捉え、体験の質を継続的に高めます。

改善プロセスの指標

改善を一度きりにせず、 PDCAを回す組織的仕組みを設計します。

  • 定期レビュー回数・改善サイクルの頻度
  • 改善アイデア実施率
  • KPI達成率・改善幅の推移
  • 定量・定性データのレポーティング継続率

「使って終わり」ではなく、「育てて伸ばす」ための継続的KPI設計を支援します。

アクセシビリティの指標

システム利用者の多様化を踏まえ、 アクセシビリティを改善目標に設定します。

  • WCAG基準準拠率(AA/AAA)
  • 音声読み上げ対応・コントラスト比チェック合格率
  • 障がい者・高齢者・外国人利用者への対応率
  • アクセシビリティ証明書発行・掲載

誰もが安心して利用できる体験は、企業価値と社会的信頼を高めます。

プロジェクトの進め方

業務システムのUI/UX改善において重要なのは、単に「見た目を整える」ことではありません。 現場で実際に使う人の行動や心理、そして組織全体のフローを深く理解したうえで、効率と体験の両立(=高効率×高感情) を実現することが鍵になります。 ここでは、アイデアランプが培ってきた実践的な知見を紹介します。

ヒアリングと要件定義
まずは現場の業務フローや利用状況を丁寧にヒアリングし、 “何がボトルネックになっているのか”を明確化します。
経営層・システム担当・実際の利用者など、立場ごとの視点を整理し、As-Is(現状)とTo-Be(理想)を可視化。
デザインシンキングの手法を活用して、課題の背景にある「真のニーズ」を掘り下げます。
プロジェクト設計
ヒアリング結果をもとに、目的・KPI・体制・スケジュールを定義します
どんな改善を” “どの粒度で” “どの順序で行うか” を明確にし、
必要に応じて段階的な改善ロードマップ(PoC→本実装→運用改善)を策定。
全員が同じ方向を向けるよう、透明性のある設計プロセスを心がけます。
ユーザー体験を軸にした要件定義
業務効率や機能要件だけでなく、ユーザーが感じる使いやすさ・心理的負荷にも注目。
利用者インタビューや行動観察を行い、UI構成や導線上のストレスを抽出します。
その上で、開発チームと連携し、実装可能な現実的UX設計を要件定義に反映。
これにより、後戻りを防ぎつつ、納得感のある要件を形成します。
UI設計
要件をもとに、画面構成・コンポーネント設計・導線設計を具体化します。
私たちが特に重視するのは、操作のわかりやすさと情報の優先順位。
アクセシビリティやレスポンシブ対応を含め、誰でも使いやすいUIを目指します。
複雑な業務画面でも「直感的に理解できるデザイン」に整理し、操作ストレスを最小化します。
プロトタイピングと早期検証
静的な設計図ではなく、実際に触れるインタラクティブなプロトタイプを作成。
この段階で実際の利用者にテストしてもらい、改善点を洗い出します。
デザインシンキングの反復プロセス(共感→定義→試作→検証)を回すことで、リリース前に“使われるUI”を実証いたします。
早期段階での検証により、開発フェーズの手戻りを大幅に削減します。
開発とリリース
デザイナーとエンジニアが密に連携し、実装可能性とデザイン意図の両立を図ります。
開発中は定期的なUIレビューを行い、想定通りの操作感や導線が再現されているかを確認。
またアクセシビリティ基準(WCAG等)やブラウザ・デバイス対応を考慮し、 誰にとっても安心して使える実装品質を確保します。
リース前にはユーザーテストや最終確認を行い、運用開始後も初期フィードバックを反映。
マニュアル整備やチュートリアル設計など、定着支援まで見据えたリリース体制を整えます。
効果測定・継続改善
リリース後は、実際の利用データやユーザー行動を分析し、 設定したKPI(業務効率・利用率・満足度など)をもとに効果を可視化します。その結果を次の改善へとつなげるPDCAサイクルを継続的に実施。
必要に応じて、UI改善・UXライティング・ヘルプ機能強化などを行い、“リリース後も進化し続けるシステム”を育てていきます。

PRICE

業務システムのUI/UX改善は、既存環境や課題の範囲によって必要な工程が大きく異なります。そのため、アイデアランプでは一律のパッケージではなく、課題や体制に合わせたオーダーメイド設計を基本としています。ご予算が限られている場合も、スコープや優先度を調整しながら最適なプランをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

ご支援の例

プロジェクト内容 概算費用 内訳(目安)
現行システムのUXリサーチ+画面改善提案 100万円〜
  • 現状ヒアリング・UI分析:50万円
  • 改善提案・画面モック作成:50万円
10画面規模の業務システムUI刷新 150万円〜
  • 要件定義・UX設計:50万円
  • UIデザイン(PC+タブレット対応):50万円
  • 開発実装支援:50万円
大規模システム(30画面以上)の再設計+開発 都度ご相談
  • UX調査・要件整理:-
  • 画面設計+UIデザイン:-
  • 開発+検証:-

料金については
お気軽にお問い合わせください

課題の整理から、一緒に始めませんか?

お問い合わせはこちら

Contact icon

※中小企業コーポレート制作の場合は、80~150万円程度

PRICE

料金については
お気軽にお問い合わせください

課題の整理から、一緒に始めませんか?

お問い合わせはこちら

Contact icon

※中小企業コーポレート制作の場合は、80~150万円程度

icon-works

WORKS

Our Works

実績一覧は閲覧制限をかけております。
ご覧いただきたい場合は
CONTACTよりお問い合わせください。