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    デザインを作る上で、クライアントさんがイメージするものとのすり合わせがとても重要です。
    「かっこいい感じでお願いします」と言われた際も、クライアントさんがイメージする「かっこいい」と自分の考える「かっこいい」は同じでないことがほとんどです。
    デザインを作ってから「こういうイメージじゃないんだよね〜」とならないために、
    今回はデザインをする前に確認したい、イメージのすり合わせ方法をご紹介します。
    これが正しいというわけではなく、数ある方法の1つとして参考にしていただけると幸いです。

    基本的には、イメージに近そうな既存のサイトやデザインを提案します。
    「かっこいい感じで」と言われたならば、「かっこいい webサイト」などで検索をして、いくつか既存のサイトでイメージを確認したり、
    「赤を使いたい」と言われたならば、「赤 webサイト」などで探すのも良いと思います。

    ベンチマークのサイトがあったり、ある程度イメージを聞いている状態で、
    もっと詳しく聞けるのであれば、下記のことも確認しておくと良いでしょう。

    ・形/余白のトーンについて
    ・色のトーンについて
    ・フォントについて
    ・イラスト/アイコンのトーンについて

    確認項目は下記になります。
    ・項目名
    ・イメージの説明
    ・URLをピックアップ(1〜3つくらい)

    具体的な例を見ていきましょう。

    ・形/余白のトーンについて
    「余白をしっかり取って洗練されたイメージ」
    https://hikarina.co.jp/
    https://www.uzabase.com/jp/

    ・色のトーンについて
    「白ベース、青をアクセントカラーに使用」
    (色に対する意図の説明を添える)
    https://goodpatch.com/
    https://www.jw-advisers.co.jp/

    ・フォントについて
    「洗練されたイメージを作るため、スタイリッシュなフォント」
    (どのようなフォントがふさわしいかの説明を添える)
    https://bp-recruit.jp/
    https://identity.city/

    ・イラスト/アイコンのトーンについて
    「シンプルでフラットなイラスト」
    (Adobe Stockなどからでも)
    https://stock.adobe.com/jp/contributor/207504453/oksana?load_type=author&prev_url=detail&asset_id=279821543

    欲張らずに、1項目1つの例をあげることがポイントです。
    ある程度、相手のイメージを聞いているのであれば、ふわっと聞くよりも、こういうイメージかな?と確認しにいってしまった方が、よりイメージの共有度が高くなります。
    もし違うとなれば、そのイメージではないということがわかり、イメージの共有ミスが減ります。
    また、上記以外にも、その都度「デザインのイメージ」「レイアウトのイメージ」「動きのイメージ」など確認しておきたい項目を追加していくのが良いと思います。
    作り始めてから違った!ということにならないためにも、最初の段階でイメージのすり合わせを行うことが大切ですね。

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