目次
WEBを制作するにあたり、ヒアリング、デザイン、開発環境でのコーディングの次の段階で必ず必要になるのが、本番環境の「サーバー」と「ドメイン」です。今回は取得と設定の流れをまとめていこうと思います。
①サーバー / ドメインを取得する
サーバー、ドメインをそれぞれ取得します。
お客様の方で取得されるときはお勧めのサービスと取得方法をご案内するといいかもしれません。
サーバーの取得
レンタルサーバーでサーバーを取得します。
サービスによってさまざまなプランがあると思いますので、目的に合ったものを選択します。
案内に沿って、アカウントを登録、サーバーの更新期間などを選択して支払い情報の入力まで済ませると、サーバーが取得できるはずです。
ドメインの取得
ドメイン取得サービスで独自ドメインを取得します。
サービス内で希望のドメイン名を検索して、希望するドメインが未使用であれば取得可能です。案内に沿って支払いと申し込みを進めてください。
ドメイン使用料は年間~1000円程度のものが多いようです。
取得は早い者勝ちになっています。希望しているドメインがあるなら、制作を開始する前に取得してしまった方がいいかもしれません。
②サーバーとドメインの紐付けをする
両方を取得したらサーバーとドメインを紐付けをしていきます。
サーバー側
サーバーのアカウントにログイン、先ほど取得したドメイン設定を追加します。
ドメイン一覧に登録したドメインが設定されているのを確認できたら完了です。
ドメイン側
ドメインのアカウントにログイン、ネームサーバー設定をします。
取得した対象ドメインに、先ほどレンタルしたサーバーのネームサーバーを割り当てます。
紐付けができました!
ネームサーバーの反映には丸一日以上かかります。期間に余裕を持って対応しましょう。
③SSL設定をする
SSLとは、正式名称をSecure Socket Layerと言い、
インターネット上でのデータ通信をランダムな文字列に暗号化することで、安全にデータを送受信できる仕組みです。
SSL設定をすることで以下のメリットがあります。
・データを盗み見されることを防ぐ
・なりすましや詐欺を防ぐ
・データの改ざんを防ぐ
この設定がされていると、安心感、信頼感をアピールできます!
設定できると、URLが「https」となり、最後に「s」がつきます。
SSL設定
先ほど取得したサーバーにログインします。
SSL設定から追加対象ドメインを選択して独自SSLを設定します。
常時SSL化(http→httpsへリダイレクトさせる)
httpにアクセスしてもhttpsにリダイレクトするための設定を行います。
サーバーから「.htaccess」を編集してリダイレクト用の文言を追加します。
ここまでできたら準備完了です。
開発したデータを本番環境に移行する
WordPressを使用する場合は、サーバーにWordPressをインストールします。カスタマイズしたWordPressのデータはプラグインを使用すると丸ごと簡単に移行できるようです。
コーディングデータをFTPなどでアップロードする場合は使用予定のソフトにサーバー情報を設定して、データをアップロードすると反映されます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!