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    フィッツの法則とは

    「ターゲットに至るまでの時間はターゲットの大きさと近さで決まる」という法則です。
    例えば、Web版Twitterのツイート機能に関してのUIを見てみましょう。



    見慣れた画面だと思いますが、様々な工夫がなされています。

    フィッツの法則のポイントは3つあります。
    タッチターゲットには、ユーザーが正確に押せるために十分な大きさを持たせる
    タッチターゲット同士は、十分な間隔を空ける
    タッチターゲットはインターフェース内で、ユーザーが簡単に到達できる場所に置く

    画像の①の部分はツイートに関するオプションのようなものでメディアを挿入したり、
    予約投稿を設定する機能が集まっています。
    これらを右にグルーピング化することにより、ユーザーが目的の機能に素早く辿り着けるような
    設計になっています。

    また、②のTweetボタンはわかりやすいように大きめにしてあり、ユーザーが押しやすいように設計されています。

    まとめ

    インタラクションは
    苦痛を共わない
    単刀直入
    ほとんど労力がかからない

    という思想で設計するとUXが向上します。
    逆に言えば、ターゲットが小さく距離が遠くなればなるほど、正確に対象を選択するのに時間がかかってしまいます。

    ユーザーにとって重要なのは「タスクをスムーズにストレスなくこなすこと」です。
    Webサイトに応用する際も、グルーピングやタッチターゲットの大きさ、距離を工夫することで
    サービスの質を上げることができるでしょう。
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