目次

    先輩の教え

    「色は、webでは65536色使うことができますが、ほとんどは使う必要はありません。デザインは、できることは重要ではありません。引き絞った弓をとにかく当てることが重要です。できるだけ外さずに・・・

    1.プライマリーカラー
    2.セカンダリーカラー
    3.背景カラー

    の3色でやる!絶対これしかない!
    そのほかの色は写真やアイコンで色を補います。(ほぼ写真です。)」

    上記は尊敬するT田先生からいただいたお言葉..!!

    最初は3色しか使っていないなんて全く信じられませんでしたが、
    その法則を使ってWEBデザインを考えたときのなんとやりやすいことか。。

    色の選択肢が限られている分工夫しなければなりませんが、色の選択にかける時間は圧倒的に減りました。


    ではその3色をどう決めるのか。

    今回はこちらの本から学んでみようと思います。

    「人を動かすデザイン22の法則」(ウジ トモコ)

    色選択のプロセス

    1. プライマリーカラー(キーカラー)を考える

    ここでポイントなのが、"色を選択した理由を大切に考えること"です。
    市場調査や競合調査などを踏まえ、なぜその色を選んだのかを説明できるようにしておくと◎。
    (色選択の根拠をデザイン提出の際に添えると、ディレクターにモテるデザイナーになれると聞いたことがあります。
    ディレクターがクライアントに説明しやすいからですね。)

    2. 機能的に必要な色を選ぶ

    プライマリーカラーが引き立つようなサブカラーや、背景色を選択します。

    このようなステップを踏んで、ロジックに基づいた色選択をすると、戦略的な展開と継続的な使用が可能なデザインを導き出すことができます。

    終わりに

    よく使われる、「センス」という言葉がありますよね。

    "先天的なもの"というイメージが強いですが、最近気づいたのはセンスとは自分で磨くもの、経験値に比例するものだということ。

    今回の記事のような知識や考え方がどんどん頭に蓄積されていくことで、徐々に身についてくる、
    つまり努力でどうにかできちゃうものなんです。燃えますね。

    おまけ

    ■配色を考えるときに便利なWebサービスたち
    Color Drop
    HUE/360

    ■ "何百万人のデザイナーの配色知識を詰め込んだAI" が提案してくれる色を、
    好きか嫌いか答えていくだけでカラーパレッドが作れる凄Webサービス
    Palettable

    ■ 個人的に大好きな日本の伝統色紹介サイト
    NIPPON COLORS

    ■2021のトレンドカラーは Yellow × Gray
    https://www.wwdjapan.com/articles/1158313

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