目次

    リスティング広告とは

    まずリスティング広告とは、Google広告やYahoo広告にて、検索したキーワードに応じて、検索結果に表示される広告を指します。

    検索ワードに応じて入稿されるため、ターゲットとしては潜在層よりも顕在層へのアプローチとなります。

    リスティング広告の例としては、以下の画像の通りです。


    ノートパソコン おすすめ に連動して掲載されていることが分かります。

    競合がこぞってユーザーを取り掛かりに来ています。



    品質スコアとは

    リスティング広告で重要な指標の一つです。

    リスティング広告を出稿するに辺り、広告に以下を設定することになります。

    ・広告タイトル

    ・広告説明文

    ・検索キーワード


    品質スコアとは、上記3つの要素 (TDK) と遷移先ページの一致度合いを指します。

    この品質スコアが高くなれば、広告の仕組み上、CPC/CPAが下がります。

    つまり、より少ない予算でのコンバージョンが見込めるため、獲得効率が上がる仕組みです。


    品質スコアの改善方法


    冒頭で記載した通り、リスティングの内容で設定する、

    ・タイトル

    ・説明文

    ・検索キーワード

    は、遷移先のランディングページと連動していることが重要です。



    悪い例として、以下のように設定していたとしましょう。

    ======================

    タイトル:新型ノートパソコンが半額

    説明文:4月限定 / 在庫一斉セール中。購入するなら4月31日まで。

    検索キーワード:ノートパソコン, ノートパソコン セール, ノートパソコン おすすめ

    遷移先:スマートフォンのセール情報一覧

    ======================

    この場合、根本的にユーザーが期待したキーワードでは無いですよね。

    ユーザーはパソコンを探しているのに、スマートフォンの販売ページに飛んでしまいます。


    さらに、Googleクローラーも、HTMLのソースを読み取るわけですが、このスマートフォンのセール情報一覧ページには、【ノートパソコン  という単語が meta や body にも入っていない】でしょう。


    主に以下の影響で品質スコアが下がります。

    ・ユーザーの直帰率が高い

    ・広告のTDKとWebサイトのTDKの関連性が低い



    仮にノートパソコンのセール情報一覧ページでも、HTMLのソース (metaやbody) に”ノートパソコン”が入っていなかった場合も品質スコアが下がります。

    よくあるのは、メーカー名+型番+スペック など。


    改善施策

    改善施策として、HTMLのソース内部に”ノートパソコン” を入れ込むことで、広告との一致度があがります。

    簡単な例ですが、これで品質スコアを改善させることが出来ます。



    まとめ

    広告運用はユーザー動向により、成績が左右されやすいものです。

    その中でも、市場環境を言い訳せずに安定した施策を打てるよう、ありとあらゆるアプローチをしたいところです。

    今回はそんな氷山の一角である広告運用の中でも、お金に直結する品質スコアの改善についてでした。


    PREV
    2022.04.11
    無料でAWSを楽しく学ぶ方法
    NEXT
    2022.04.11
    バナー制作基礎