目次

    概要

    行動の概要データです。
    ここに表示されている数値データは、Webサイトの改善では全て重要な指標となります。
    一般的にはPV数が注目されますが、直帰率と離脱率は指標としては大事になります。

    ・直帰率
    Webサイトに訪問し、他のページに遷移せず (1ページしか見なかった) に直帰したユーザーを計測します。
    ・離脱率
    Webサイトに訪問し、他のページに遷移して離脱した時に、そのページを”離脱”としてカウントされます。

    例えば、直帰率100%だと、100人中100人が他のページには目もくれずブラウザバックしたことになります。

    離脱率100%だと、100人中100人が離脱したため、そのページに辿り着いたのは良いもの、圧倒的に詰まらないコンテンツなどの理由で、運営しているWebサイトの質が低いと判断できます。

    行動フロー


    流入元ページ〜離脱されるまでの傾向をグラフィカルに見ることが出来ます。
    例えば以下のような前提の時、ページXはユーザーの導線としては間違えであると判断できます。

    ページAから入った90%のユーザーがページBに流入している。
    本来狙っているのは、ページAから入ったユーザーがページXの【お問い合わせフォーム】に誘導したい。

    CTAの置き方が悪いのか、それともページBにCTAを設置し直すのか、検討が必要です。

    サイトコンテンツ

    どのページが、どのような状態であるのか、各ページの健康状態を把握できます。
    行動フローをテキストの数値にまとめた形になります。
    基本的に【すべてのページ】だけで網羅できます。
    aboutページを調べたい場合、上記の通り検索すると該当ページに絞りこむことができます。
    さらにセカンダリディメンションと組み合わせると、かなり細かく分析することができます。

    サイトの速度

    ページの速度について、個別のページごとに確認することができます。
    あまり使うことは無いですが、PageSpeed Insights (https://pagespeed.web.dev/で計測した時、あまりスコアが高くないようであれば、こちらの機能を使って把握することが出来ます。
    【ページ速度】ページでそれぞれ重たいページはランキングされているので、一度覗いてみるのは良いかと思います。

    その他に
    ・サイト内検索
    ・イベント
    ・パブリッシャー
    もありますが、設定が必要かつほとんど使用しないため今回は省略します。

    まとめ

    行動は特にページのそれぞれの健康状態を把握するために、とても重要な指標になります。
    初心者の方はかなり大変ですが、本記事を参考にまずはいろいろ触ってみると良いかと思います。

    4回に渡ってGoogle Analyticsについて解説してきました。本コラムにも紹介していない機能はまだありますが、たくさん使いこなしてWebディレクター、Webマーケター、Webアナリストとして1つ抜きんでましょう。

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