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そもそもLPとは?
LPとは、ランディングページ(Landing Page)のことで、直接的な意味では、リンクやWeb広告、検索エンジンなどから流入してきたユーザーが最初に閲覧するページのことを意味します。
その中でも、一般的には、申し込みや問い合わせなどのアクションさせることを目的にした、商品情報をまとめたペライチのページを指すことが多いです。
では、早速LPを作成する際のポイントを以下で説明いたします。
LP作成のポイント
①LPの目的を設定する
LPを作り始める前に、まず必ず行うことは、LPをつくる目的=KPIの設定です。
何のためにLPをつくるのか、既存サイトとの違いは何か、何を持って成果が評価されるのか、を言語化しクライアントの同意を得ておく必要があります。
例えば、広告の受けページとなるLPでは、サイト流入やコンバージョン(購入や資料請求、問い合わせなど)などがKPIとしてよく設定されます。
ここで設定した目的に沿って、次に説明するコンテンツ選定、ストーリー設定を行っていきます。
②LPに載せるコンテンツを選定
次に、目的を達成するためのコンテンツを選定します。
例えば、「キャンペーン応募申し込み」を目的としたLPであれば、
・キャンペーン概要
・キャンペーンや対象商品の魅力の訴求
・応募方法説明
・応募規約
などのコンテンツが挙げられます。
ここで注意すべきポイントは、「目的に沿わないコンテンツは削除」するということです。
せっかく広告打つなら他のコンテンツも目に触れるようにしよう!として、「他の商品」や「会社の紹介動画」などを載せてしまうと、目的外のコンテンツへ流入してしまい、目的である「キャンペーン申し込み」のコンバージョン率を下げる一因になってしまいます。
ブランディングを目的としているのであれば別ですが、基本的には①で設定した目的を達成させるために必要なコンテンツのみを掲載するようにしましょう。
③ストーリーをつくる
次に、コンテンツを魅力的に伝える「ストーリー」を設定します。ストーリーの組み立てには以前ご紹介した「パーチェスファネル」を意識するとスムーズかと思います。
(パーチェスファネルについてはこちら)
一通りストーリーを組み立て、各テキストを作成してみたら以下のポイントをチェックしてみてください。
・見出し(H2、H3タグ)だけでストーリーが理解できるか
・CVボタンへの誘導がスムーズか
・広告文とストーリーが繋がっているか
ワイヤーフレームを作りに集中してしまうと、どうしてもコンテンツを並べただけになってしまうので、
最後に俯瞰して、全体のストーリー構成をチェックすることをお勧めします。
④LPに載せる要素を精査
最後に、LPに載せる要素を精査します。ここでいう要素とは、具体的なテキストや画像のことです。
並べている要素が①、②、③で設定してきた考えに相応しいかどうか、きちんとチェックしましょう。
具体的なチェックポイントは以下になります。
・配置した画像の意図や目的を説明できるか
・重複した要素がないか
意図がない要素、重複している要素は、伝えたいことを邪魔するノイズです。
例えば、メインビジュアルの役割は、「一目でなんの訴求ページかわかる画像」ですが、自分が配置した画像が、この役割に沿っているかきちんと確認しましょう。途中に出てくる画像についても同様に、なぜここに画像が必要なのか、言語化できるようにしておきましょう。
また、意図もなく同じ要素が繰り返し出てきたり、同じことを何度も説明していないかも確認しましょう。
意図がない要素、重複している要素を精査することで、①の目的に沿った訴求内容がすっきり伝わるようになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
いざLPを作ろうとすると、どこからどう作って良いかわからなくなってしまいますが、以上のポイントを抑えながら整理していくと、比較的スムーズかもしれません。
いざLPを作ろうとすると、どこからどう作って良いかわからなくなってしまいますが、以上のポイントを抑えながら整理していくと、比較的スムーズかもしれません。
以下に改めてポイントをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください!
・LPの目的は何か
・目的に沿わないコンテンツは削除
・見出しだけでストーリーが理解できるか
・CVボタンへの誘導がスムーズか
・広告文とストーリーが繋がっているか
・配置した画像の意図や目的を説明できるか
・重複した要素がないか