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    大げさに強調する

    違和感を覚えるくらい無数の鏡を配置が配置されたビジュアル。
    どの角度から見ても、ディテールに注目してみても、美しいデザインであることを強調しています。
    画像引用元:https://www.adsoftheworld.com/media/print/renault_mirror_fan

     uhlsport

    サッカーのゴールキーパー用のグローブなどを販売しているブランド。
    滑りやすい鰻をグローブで掴むというあり得ない状況ですが、グリップ力という訴求内容を効果的に伝えています。
    画像引用元:http://www.adeevee.com/2005/05/zett-corporation-uhlsport-goalkeepers-glove-trophy-eel-squid-outdoor/


    違うもので置き換える


    ユーモラスでキュートな世界観が魅力の吉田ユニさんのアートワーク。
    誰もが知るキャラクターを花、食べ物、ゴミ袋、髪の毛、服などさまざまなもので置き換えて作成されています。
    このようにメインモチーフを全く違うもので置き換えることで違和感を感じさせ、強く印象づける効果があります。
    画像引用元:http://www.yuni-yoshida.com/


    異質な物・環境と組み合わせる


    キューピー
    ビル群の中におもむろに野菜が置かれている、シュールなビジュアル。
    なんで?と思った後、コピーを読むことで腑に落ちる心地よさがあります。
     画像引用元:https://www.lightpublicity.co.jp/works/%E3%82%AD%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC-4/


    ポージング・表情で違和感を出す


    PARCO
    1976年パルコメディアキャンペーン、石岡瑛子さんの代表作。
    男性のイメージに沿うことが美しさとされていた時代のアンチテーゼ。
    コンセプトを理解した上でモデルがとった、力強く不思議なポーズ・表情は、一度見たら頭から離れません。
    これも先述の「異質な物・環境と組み合わせる」の考え方に当てはまりますが、このような野生的な表情のポスターが都会の真ん中に貼ってあったら、目を奪われてしまいますね。

    特徴を絵で表現する


    LEGO

    こちらは私が個人的に1番好きな広告の1つです。商品本体と影というシンプルな構成のみで、商品の良さ・楽しみ方・ワクワク感が伝わってきます。
    誰もが知っている商品だからこそできるものですが、コピーがなくても伝わるビジュアル表現です。
    画像引用元:https://www.adsoftheworld.com/media/print/lego_dino

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    「商品やブランドを訴求する」という同じ目的をもつ中でも、自由で面白いビジュアル表現がたくさんありましたね。
    手法は様々あっても、以下2つの大きな軸が共通していると感じました。
    ①違和感・力強さ・面白さなどで強く印象付けること
    ②訴求内容を伝えるために特徴を強調、または他の要素の削ぎ落としをすること
    メインビジュアルや広告バナーを作る際など、ぜひ参考にしてみてください!

    今回事例を探していて気づいたこととしては、日本のポスターはビジュアルのみの表現はあまりなく、力強いコピーとの相乗効果で印象的に訴求されることが多いということでした。
    コピーに関しても、今度深掘りしてみようと思います。
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