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    Pythonの概要

    Python(パイソン)は、オランダ人のグイド・ヴァンロッサム氏が1991年に発表しました。
    「え!実は30年も前に生まれたのか!」
    と驚きましたが、伝統的なCOBOLが1959年、C言語が1972年に登場しているということで、比較的新しい言語なんですね。

    初期バージョンは0.9。2021年6月に、最新安定版となる3.9.6を発表しています。
    1.0じゃなくて0.9なんですね!なぜなのか気になった方はグーグル先生に尋ねてみてください。

    機械学習・AI、ディープラーニングの分野で一気に浸透した感じがありますが、サーバーサイド開発、システム管理、IoT(モノのインターネット)など幅広い分野で活用されています。

    Pythonの特徴

    この項目では、Pythonの言語としての特徴を見ていきましょう。

    インタプリター言語

    コンピューターは、プログラミング言語で書かれた指示をそのままでは理解できません。
    そこで、プログラムを実行するためには、コンピューターが理解できる形式(マシン語)に変換する必要があります。

    その変換の方法によって、プログラミング言語は「コンパイル言語」と「インタプリター言語」に分類されます。

    ・コンパイル言語
    Java・C#・C++などが代表的。
    書かれたコードをまとめて一括でマシン語に変換してから実行します。

    ・インタプリター言語
    Pythonはこっち。
    他にはJavaScript・PHP・Ruby・Perlが代表的です。
    こちらはプログラムを呼び出すと、その場で翻訳しながらそのまま実行してくれます。楽ちんですね。
    コードを書き直した際に、いちいちコンパイルを繰り返す必要がないため、トライ&エラーでの開発がしやすくなっています。


    スクリプト言語


    スクリプト言語とは、プログラミング言語の中でも比較的簡単に記述や実行ができるものを指します。
    厳密な定義は存在せず、あくまでフワッとした概念のようです。

    例えば、定番の”Hello World!!”をPythonで出力しようとするとこう書きます。

    print("Hello, World!!")

    うーん、シンプルでわかりやすい!助かります。


    オブジェクト指向言語

    オブジェクト指向とは、プログラムの中で扱う対象をモノにたとえ、オブジェクトの組み合わせによってアプリを形成していく手法のことで、
    共通点や関連性のあるデータや処理をひとかたまりにまとめて管理します。

    例えば、
    ・文字列を入力するためのテキストボックス
    ・操作を選択するためのメニューバー
    ・動作を確定するためのボタン
    などなど、これらそれぞれがオブジェクトとなります。
    こういった機能ごとの塊を組み合わせて一つのアプリを作っていくということですね。

    Pythonで出来ること

    で、結局Pythonで何が出来るの?というところなんですが、

    1.機械学習
    2.webからの情報収集
    3.データの処理・分析
    4.ブロックチェーン開発
    5.ゲーム制作
    6.Webサイトの作成

    筆者調べではこの辺りのことが出来るようです。
    幅広く、いろんなことが出来るんですね!
    個人的には機械学習とゲーム制作・ブロックチェーンあたりが気になるところです。

    こんなに幅広いとなんでもPythonで出来る気がしてきますが、ちゃんと苦手なこともあります。

    ・スマホアプリの開発
    ・高速な処理が必要なこと

    できないわけじゃないんですが、もっと適した言語があるよねって話みたいです。


    あとがき

    さて、今回はナウなヤングにバカウケなPythonについて学びました。
    今回は概要のみでしたが、今後はPythonを学んで作成したものなどをご紹介できたらな〜と考えております。
    ここまで読んでくださりありがとうございました。
    またいつかお会いしましょう!
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