目次

    HTMLコーディングチェックツールの重要性

    HTMLコーディングチェックツールは、ウェブ制作にとって重要です。それらを使用することで文法エラーやコーディングの問題を素早く特定して修正することができます。HTMLタグのエラーチェックは目視よりも正確かつスピーディーなため、品質を高める有効な手段と言えるでしょう。

    利用可能なツール

    利用可能なHTMLコーディングチェックツールは多数あります。人気のあるツールには、The W3C Markup Validation ServiceやHTML Tidy、Chromeの拡張機能のHTMLエラーチェッカーなどがあります。

    The W3C Markup Validation Service

    The W3C Markup Validation Service(W3Cマークアップ検証サービス)は、World Wide Web Consortium(W3C)が提供するオンラインツールで、ウェブ文書のマークアップ言語(HTML、XHTMLなど)が正しい構文と規格に準拠しているかを検証するためのサービスで、無料利用が可能となっています。

    リンク:https://validator.w3.org/

    HTML Tidy

    HTML Tidyは、HTMLやXML文書を整形し、文法エラーを修正するための主に文法修正や整形などを行なうツールで、The W3C Markup Validation Serviceとよく似たサービスで多くのデベロッパーから人気となっています。

    リンク:https://www.html-tidy.org/

    HTMLエラーチェッカー

    HTMLエラーチェッカーは、Google Chromeの拡張機能の一種で、ウェブページのHTMLコードに含まれるエラーや問題を検出し、表示や動作の問題を修正するのに役立つツールです。Chromeの拡張機能として簡単に使えるので、サーバに公開されているソースコードであれば非常にスピーディーにソースコードのチェックができ、不具合がないか確認できます。

    リンク:HTMLエラーチェッカー

    オンラインツール利用時の注意点

    これらの多くのHTMLコーディングチェックツールはオンラインで利用可能で、ウェブブラウザからアクセスが可能で簡単にHTMLコードを検証できます。しかし、ソースコードの公開前は情報漏洩のリスクを鑑み、できるだけこれらのオンラインツールを使わず、ローカル環境で完結できるダウンロードして利用できるツールを選択するようにしてください。

    まとめ

    HTMLコーディングチェックツールは、ウェブ開発プロジェクトにおいて品質を向上させられるため、ウェブ制作者は積極的に利用するようにしてください。また、業務の中で何度も繰り返しチェックツールを利用すれば、自分自身の弱点も見えてきますので、学習ツールとしても最適です。
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