目次

    はじめに

    昨今日本の社会的衰えが顕著で沈むようなニュースが多い中
    今年は野球、サッカー、バスケ、ラグビーにバレーと団体スポーツの盛り上がりが凄いですね。
    ということでW杯について記事を書く事にしました。

    そこで取り上げたいのが
    2026年サッカーW杯のロゴです。


    不評デザイン

    発表は下記のようです。
    「革新的なデザインに形成される、世界的な大会へ向けた時代を超越したアプローチ」
    --優勝トロフィーのイメージと年号は、各開催都市の独自性を反映するためのカスタマイズを可能にし同時に今後何年にもわたって識別可能なブランド展開も構築する--

    国際サッカー連盟から今年の5月に発表されたようですが
    とても物議を醸しファンや欧米メディアからの反応が芳しくないらしい。


    一部抜粋
    ・あまりにも淡泊すぎて、当たり障りのないように見える
    ・いままで見たなかで最悪のロゴだ
    ・たったこれだけ?あまりに貧弱すぎる
    ・スマホで2分もあれば作れる


    という声が多数上がっています。


    個人的見解は「アメリカを中心とした北米らしいロゴの象徴」

    上記不評を踏まえた上での私の意見としては
    「アメリカを中心とした北米らしいロゴの象徴」です。


    そもそも良いロゴとして評価の一部に視認性や歴史があると思います。
    そして、個人的な考えになってしまいますが
    熟練された人の多くは視認性や歴史に重きを置き
    グラデ等あまり使わずベタに作る傾向があるのではないか。

    そこで私が思うのは"本当にその考えは良いロゴなのか?"という事。

    過去W杯サッカーロゴは2014年、2018年、2022年などでグラデも使用し
    奥行きと深みがあるものになっていると感じます。


    では今回2026年のロゴといえばまさかの画像…えっ何これ?
    わけわかんない…ですが
    よくよく考えると
    写真を使用する事でロゴとはこういうルールと凝り固まった概念を破壊する"斬新な発想"
    現代なら小さいや大きい等サイズの変化もより繊細に印刷再現できる
    "技術の革新"を表していると自分は思っています。

    そして歴史的意味づけにも2026年はアメリカ、カナダ、メキシコと3カ国開催により
    一国の歴史テーマに絞ったデザインができない問題を
    背面にフラットなデザインを置くことで其々の国を主張する色に変容できる。
    それは国や人種の"多様性"もカバーし
    ブランド展開としての広がりすら見える。




    これらの推測の元、
    美術界のマルセルデュシャンの泉
    ゆるキャラ界のせんとくん
    のような最初違和感あるがそれにより確実に記憶に残る斬新な位置付け。
    そう捉え、さすが新しい考えを受け入れ時代を切り開いてる多様性の北米だなと。
    そして常識に捉われずプロダクトアウトを許し発表したFIFA連盟。


    あなたはこのロゴを見てどの様に感じましたか?
    今後このロゴは
    社会的にどういう意味と評価になっていくのか注視したい。
    そう思わされました。
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