目次

    案件によっては、数十ページに及ぶもののあるワイヤーフレーム。
    ディレクトリマップを元に、全ページ作り終えた…!
    と安心しがちですが、実はまだ作り漏れているページがあるかもしれません。
    一呼吸置いて、確認してみましょう!

    ~作り漏れページチェックリスト~

    【完了系】

    ・ログアウト

    ・各種完了


    【特殊ルート系】

    ・パスワード再発行


    【警告・お知らせ系】

    ・コンテンツ削除

    ・コンテンツ登録

    ・入力中のページを離れる


    【システム異常系】

    ・ 不正リクエスト(400)

    ・認証エラー(401)

    ・アクセス禁止(403)

    ・NotFound(404)

    ・サーバー内部エラー(500)

    ・サーバー過負荷(503)



    以下、詳細をご説明します。


    【完了系】
    ・ログアウト
    ・各種完了

    フォームを入力→確認 までは良いのですが、意外と忘れがちな完了画面。
    単純にTOPへ戻るだけでなく、次のCVにつながるレコメンドを表示させるなど、
    ユーザーの次のアクションへ導く工夫ができるページです。
    忘れず作成しましょう!



    【特殊ルート系】
    ・パスワード再発行

    会員機能のあるページだと、パスワード発行は当たり前ですよね。
    最近では、セキュリティの観点から、長く複雑なパスワードを要求することも多いかと思います。
    パスワードを忘れてしまった時の救済フローもきちんと用意しておきましょう。



    【警告・お知らせ系】
    ・コンテンツ登録
    ・コンテンツ削除
    ・ページを離れる

    コンテンツ登録完了をお知らせる「登録しました」のお知らせ、
    何かコンテンツを削除する際に表示される「削除してもよろしいですか?」の警告、
    入力中のフォームを離れる際に表示される「ページを離れてもよろしいですか?」の警告など、
    モーダルで表記することの多いこれらも、忘れがちな画面です。
    しっかり警告・お知らせをしつつも、ユーザーが不快にならないようUXを工夫することが大事です。



    【システム異常系】
    ・ 不正リクエスト(400)
    ・認証エラー(401)
    ・アクセス禁止(403)
    ・NotFound(404)
    ・サーバー内部エラー(500)
    ・サーバー過負荷(503)

    404 Not Foundでお馴染みの3桁の数字。
    これらは、「HTTPステータスコード」というWebサーバーからのレスポンス状態を表す数字コードです。
    この「HTTPステータスコード」のうち、エラーを表す数字400番台、500番台の、よく目にするものをピックアップしてみました。
    これらのページも案件に応じて作っておくと安心でしょう。


    補足ですが、100~300番台の数字の意味は下記になります。エラーではなく、処理を表すのですね。
    100番台=リクエスト情報処理中
    200番台=リクエスト処理成功
    300番台=リダイレクト処理



    いかがでしたでしょうか?
    無我夢中でワイヤーフレームを作成しているとつい忘れがちになってしまう画面。
    実はUXを左右する重要な画面も多くあります。
    これらもしっかり設計し、デザイナーさん、エンジニアさんが困らないワイヤーを作りましょう!


    PREV
    2021.05.31
    はじめてのAdobeXD 便利機能の紹介
    NEXT
    2021.06.30
    エンジニアじゃなくても知っておきたい"SPA"という選択肢