目次
ビジュアルの基礎
数多ある企業/商品/サービスの、価値向上や広く認知してもらうために重要な役割を果たす〝ロゴ〟
コーポレートアイデンティティ(CI)/ブランドアイデンティティ(BI)/ビジュアルアイデンティティ(VI)などと表現されますが、今回はあえて〝ロゴ〟といたします。
目的は様々ありますが『名は体を表す』ように、ロゴには形や色を含めて〝らしさ〟や〝意思〟が込められています。
そもそも、ブランドストーリーの構成要素として、名前・ 由来・ 目的・プロミス・価値観・ パーソナリティー等が存在し、誕生経緯、存在理由、名称の由 来 、ブランドの価値観や個性などの要素を明確に定義してゆきます。
例えば、皆さんがよくご存知の企業の場合…
■IKEAのミッション:
より快適な毎日を、より多くの方々に
■Google のミッション:
世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること
■Facebookのミッション:
コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現すること
このように目的を定義することで、ブランドプロミスが築かれてゆきます。
そして価値観や パーソナリティー等に落とし込まれ、形と色を持つロゴへ視覚要素として反映されてゆきます。
ロゴは 、ブランドを瞬時に認識するための視覚的な要素です。
シンボル、図形、図案化された文字列、またはこの三者の組み合わせによってつくられるもので、ブランドストーリーを想起させるようにデザインする必要があります。
一部のブランドのように、単独ロゴ自体がメジャーとなれば、ブランド名を添えなくてもロゴを単独で使用できるようになります。
タイムリーな話題といえば、twitter→Xですね。
あの青い鳥も時間の問題なのかと思っていたところ、07/23の発表から執筆時点でもうすぐ3週間ほどが経ちます。
そこまでのハードユーザーではない筆者にしてみても、折々目にする黒地に白い[X]には、まだ違和感しかないです。
青い鳥に特別なお思い入れがあるわけではありませんが、フィボナッチの定義の黄金比によって構成されおり、各方面の記事等でも散見されます。(興味のある方はググってみてください)
Appleのリンゴしかり、シンプルに見えたとしても、こういった要素を方程式にあてはめて答え(最善のカタチ)を導くことでスキのない、デザインされたロゴが完成されます。
青い鳥に引っ張られましたが、この黒いXもリリース以降、随時更新中のようです。
とはいえ、マスク氏のスピード感優先なのか、青い鳥はもちろんですがサイトやアプリの青は現状だと手付かずですね。
しかし日本法人〝Twitter Japan〟が〝X Japan〟になるとは。
YOSHIKI氏曰く『センスの良いネーミングだ』とツイートしたらしいです…
今後は「ツイート」にとってかわる言い方、なんて言われるんでしょう?
主旨と脱線しましたが、ブランドの価値観を示す重要な役割である〝ロゴ〟について入門編としてお伝えしました。
次回以降も、ブランディングに関する話題を掲載しようと思います。