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    3H動画の「3H」とは?

    3H動画の「3H」とは、動画マーケティングのコンテンツのタイプの名称の頭文字をとってそれぞれのコンテンツタイプに分類したものです。

    • HERO動画
    • HUB動画
    • HELP動画

    3H戦略の動画には上記の3種類の動画コンテンツに分けられ、それぞれがバランス良く配信されていると動画チャンネルを飛躍的に人気チャンネルへと成長させられると考えられています。それぞれの動画コンテンツの役割を見ていきましょう。

    HERO動画

    HERO動画とは、「センスが良くて憧れる」「自分も同じようにやってみたい」など強い共感を持ってもらったりするようなインパクトの強い動画のことを指します。ウェブサイトで言えばメインビジュアルになる「ヒーローイメージ」や「アイキャッチ画像」のようなイメージです。 

     視聴者の共感を得ればSNS上でのシェアにも繋がります。このHERO動画が成功すれば多くの人の目に触れるため、認知度を向上させることができるでしょう。

    HUB動画

    HUB動画とは、HERO動画でブランドへの興味を持ってもらった視聴者に対して、実際に購入してもらうためのきっかけを作る役割の動画を指します。 例えばMAツール紹介のための3H動画だった場合で考えてみましょう。

    共感を呼ぶMAツールの成り立ちのストーリー動画をHERO動画とした場合、HUB動画は「実際にMAツールを活用できる事例」などサービス購入を検討させるための、認知拡大から購入へとつながるハブとなる動画のことです。

    HELP動画

    HELP動画とはその名称の通り、サービス導入後、商品購入後のQ&A的な位置づけとなる動画を指します。SaaSなどに導入されている近年のモデル型営業で言えば、カスタマーサクセスに相当するパートです。

    動画配信により消費者への手助けを継続的に行うことで、サービス・商品のファンを増やし、サービスであれば継続契約してもらってチャーンレート(解約率)を減らすことが目的で、商品の場合は他社商品を購入させずに自社製品を継続購入してもらうという目的があります。

    まとめ

    本記事では3H戦略について説明してきました。戦略的に動画配信を行うためには必ずしもこの3種類全ての動画が必要とは言い切れませんが、戦略的にこれらの動画を配信していくことで、商品やサービスのファンを増やし、マーケットシェア拡大に繋げられる可能性が高まるでしょう。

    対外的に動画を作っているけれど、イマイチ効果的に使えていないという方は、HERO動画、HUB動画、HELP動画を意識しながら動画を配信してみることをおすすめします。

    参考

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