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    最初は「ユーザー視点で考える」が一番難しかった

    UXを学び始めたばかりの頃、「ユーザーの立場で考えよう」と言われました。でも、正直どうすればいいのか分かりませんでした。  その頃の私は、“ユーザー視点”=“自分以外の誰かを想像すること”くらいに思っていて、頭の中だけで“それっぽく”考えていました。

    ペルソナを作っても、「これ本当に現実にいる人?」って自分でツッコミたくなるような設定ばかり。どこか机上の空論っぽく、結局“自分が思う正解”に引っ張られていました。

    しかし色々なプロジェクトを携わっていくうちに、  改善前の画面で私自身が「このボタンはなんだろう?」など迷ったりすることがあり、“無理に理解するUX”から“感じ取るUX”に切り替わった気がします。

    違和感を流さなくなったのは、ちょっとした成長かもしれません

    最近、デザインやアプリを見ているときに「なんか気になるな…」と思うことが増えました。  昔はスルーしてましたが、今は「なんで気になるんだろう?」と考えるようになりました。

    ボタンの位置がちょっと遠いとか、説明文の言い回しが意味がよく分からないなど、、。  ほんの些細な違いですが、ユーザーの体験を大きく左右していることに気づくと、デザインを見る目が変わっていくのを感じます。

    UXの“上達”は、小さな違和感に気づけるようになることなのかもしれないと思いました。

    「正解を探す」より「仮説を試す」になってきたと思います

    以前は、「このUIが正解?」と答えを求めがちでした。  でも最近は、“これを試したらどうなるだろう?”という視点で見るようになってきたと思います。

    うまくいかないときもありますが、仮説を立て、自分なりに検証を考え、修正する。  そのプロセスが少しずつ定着してきたような気がします。

    UXは「人に寄り添う力」だと気づいた

    UXをやっていて、よく「共感」という言葉を聞きます。  正直、最初はちょっとフワッとしすぎて苦手でした。でも、ユーザーの声や行動を見ているうちに、「共感」って特別なスキルじゃなく、“気づこうとする姿勢”のことなんだと思いました。

    これから意識していきたいこと

    ・小さな違和感をスルーしないこと  ・正解を探すより、自分で確かめてみること  ・“誰のため”をいつも意識すること

    どれも当たり前のことかと思いますが、日々の忙しさで一番忘れがちです。  だからこそ、意識して続けていきたいと思っています。

    まとめ:UXは“やさしさの積み重ね”

    UXは、結局は人にやさしくすることなんだと思います。  「こうしたら使いやすいかな」「こういう言葉のほうが伝わるかな」  そんな小さな工夫を積み重ねていくことが、UXの本質なんじゃないかと思ってます。

    まだまだ私は学びの途中ですが、“気づける自分”でいたい。  そうやって日々の体験からUXを感じ取っていけたらと思います。

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