目次

    トラフィック関連指標

    セッション数 / ユーザー数

    ウェブサイトへの訪問者数を測る基本的な指標。セッション数は、サイトに訪れた回数、ユーザー数はユーザー単位です。
    トラフィックを増やすための施策(SEO対策、広告キャンペーンなど)のKPIとして設定されることが多い指標となります。

    ページビュー数(PV)

    1回の訪問でユーザーが閲覧したページ数。高いページビュー数はユーザーがサイト内を多く回遊していることを示す指標として活用できます。

    新規 vs. リピーターの比率

    新規ユーザーとリピーターの比率を測る指標。リピーターが多いほど、サイトの忠実なユーザーがいることが分かります。リピーターを増やすための戦略(定期的なコンテンツ更新、メールマガジンなど)のKPIとして設定されることが多い指標となります。

    エンゲージメント関連指標

    エンゲージメント率

    エンゲージメント率は、ウェブサイトまたはモバイルアプリにおけるエンゲージメント セッションの割合です。 その反対が直帰率で、エンゲージメントが発生しなかったセッションの割合です。
    Webサイトの10秒以上の閲覧、2つ以上の画面/ページを表示したセッション、またはコンバージョンイベントが発生したセッションと定義されます。

    滞在時間

    ユーザーがサイトに滞在する平均時間。滞在時間が長いほど、サイトがユーザーにとって魅力的であることを示す指標となります。

    ページ/セッション数

    1セッションあたりに閲覧されたページ数。高ければ、ユーザーが多くのコンテンツを消費していることを示す指標となります。

    コンバージョン関連指標

    コンバージョン率(CVR)

    ウェブサイト上の目標(購入、問い合わせ、登録など)を達成した訪問者の割合。サイトの目的に応じて、コンバージョン率を高めるための戦略(UI/UX改善、CTAの最適化)のKPIとして設定されることが多い指標となります。。

    顧客獲得単価(CPA)

    広告やマーケティング活動によってコンバージョンを獲得するために必要な費用。CACと似た指標ですが、特定のコンバージョンアクション(購入や登録など)に焦点を当てる点が特徴です。

    LTV(顧客生涯価値)

    人の顧客が自社との取引始めから終了までの間に、自社にどれだけの利益をもたらしてくれるかを数値化したものです。顧客のリピーター化やアップセル戦略が有効かどうかが重要となります。

    UX/UI関連指標

    ユーザー満足度(NPS)

    ユーザーがどれほど自社のサービスやサイトを他人に推奨するかを測る指標。高いNPSは、良いユーザー体験を提供していることを示します。

    フォーム完了率

    問い合わせフォームや登録フォームの完了率。フォームが簡潔で使いやすいか、エラーが発生していないかを改善するための指標。

    SEO関連指標

    オーガニック検索トラフィック

    自然検索から来たトラフィックの割合。SEOの効果を測るために、どれだけオーガニックな訪問者を集めているかを評価します。

    検索順位(SERP)

    特定のキーワードで自サイトが検索結果にどれだけランクインしているかを測定。SEO戦略の効果を評価する指標となります。

    まとめ

    ウェブサイトの運用において、適切なKPIを設定し、定期的に分析・改善を行うことが重要です。 トラフィック、エンゲージメント、コンバージョン、UX/UI、SEOの各観点から指標を活用し、最適な戦略を立てることで、サイトの成果を最大化することができます。

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