目次

    シンプルなロジックを考える

    ロジックが正確であっても、複雑すぎてしまうと相手に伝わりにくいため、極力シンプルで分かり易いロジックを見つけましょう。また、複雑なロジックを考えて途中で根拠や妥当性の誤りに気づいても、軌道修正するのに非常に時間がかかる、または軌道修正できなくなるというデメリットがありますので、はじめからスッキリとシンプルで誰でも納得できる簡単なロジック設計にするべきです。

    結論を明確にする

    組み上がったロジックが非常に優れていても、最後に繋がる結論がイエスかノーかはっきりした状態でないと相手に言いたいことが伝わらず、無意味な説明になってしまいます。
    曖昧にせず、明確に結論を出した状態からその根拠を色付けしていく、という方法をとれば結論の曖昧さを回避できるでしょう。

    So What? / Why so?で考える

    So What?とは「つまり何?」、Why So?とは「それはなぜ?」を繰り返して検討することで、ロジックが強固なものになっていきます。問題と課題に対してこの問いを繰り返しても矛盾が生じなくなったとき、根拠と結論がガッチリ紐づくはずです。

    例)
    会社のロゴは画面の左上に置くべきだ

    Why So? それはなぜ?

    人間には左上から右下に目線が流れていくというグーテンベルク・ダイヤグラムという考え方があり、左上にロゴを配置すると一番はじめに目に入ってくるから。それに、Nielsen Norman Groupの調査によると、左上に配置されたロゴは、右上に配置されたロゴよりもユーザーはよく覚えているという結果も出ている。

    So What? つまり何?

    ウェブサイトのロゴは右上に置くよりも、左上に置くほうがユーザーに見られやすく覚えられやすいから、左上に配置すべきだと考えられる。

    まとめ

    本記事では簡単にロジカルシンキングについての解説をしてきました。ロジックがしっかりしたものであれば聞き手に納得感が出るため無駄な質疑応答の時間を省けるので、会議の進み方もスムーズになるはずです。いつも「つまり?」「なぜ?」という考え方を持っておき、いつでもロジカルシンキングで納得感のある回答ができるようになるよう普段から心がけてみてはいかがでしょうか。

    参考

    https://www.jmam.co.jp/hrm/column/0031-logicalthinking.html

    https://www.kaonavi.jp/dictionary/logical-thinking/

    https://udemy.benesse.co.jp/business/skills/logical-thinking.html

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