目次

    Theme Kitのコマンドリファレンス

    それではShopifyの開発時に使えるコマンドラインを見ていきます。

    コマンドラインからヘルプを取得

    開発中にテーマキットのコマンドラインのヘルプが必要な時、以下のコマンドを実行すると以下のようにCommandsとFlagsが出てきます。

    theme help


    テーマのダウンロード

    コンフィグファイルを作成して、使用するテーマをダウンロードして、ローカル環境にテーマを反映させます。

    theme get --list --password=[your-theme-kit-password] --store="[your-store.myShopify.com]"

    "theme get --list" このコマンドはストア内にあるテーマとIDのリストを返します。

    theme get --password=[your-theme-kit-password] --store="[your-store.myShopify.com]" --themeid=[your-theme-id]

    テーマのIDを取得したら、上記のコマンドを実行してテーマのパスワードとストアのドメイン名にyour-passwordも置き換えます。

    development: password: [your-theme-kit-password] theme_id: "[your-theme-id]" store: [your-store].myShopify.com

    "theme get"コマンドを実行すると、現在のディレクトリに上記の内容のconfig.ymlファイルが出力されます。

    新しいテーマを作成

    theme new --password=[your-theme-kit-password] --store="[your-store.myShopify.com]" --name="Dramatic Theme"

    Shopifyストアで新しいテーマを作成します。
    テーマのパスワードと新しいテーマIDを使用して構成を初期化して、テーマを有効にさせる為デフォルトのテンプレを生成・アップロードします。

    コンフィグ

    theme configure --password=[your-theme-kit-password] --store="[your-store.myShopify.com]" --themeid=[your-theme-id]

    コンフィグファイルを作成・アップデートします。

    development: password: [your-theme-kit-password] theme_id: "[your-theme-id]" store: [your-store].myShopify.com

    "theme configure"コマンドを実行すると、現在のディレクトリに上記の内容のconfig.ymlファイルが出力されます。

    ストアのプレビューを表示

    theme open --env=production # opens http://your-store.myShopify.com?preview_theme_id=[your-theme-id]

    ブラウザーでテーマのプレビューを開き、参照用にURLが出力されます。

    Watch機能

    theme watch --env=production # opens http://your-store.myShopify.com?preview_theme_id=[your-theme-id]

    ローカル環境に加えられたコードの変更をテーマキットに指示し、接続さレてるShopifyストアのテーマに自動的に更新されます。
    アップロードの変更とステータスの両方が端末に記録され、watch機能を止めるには、"ctrl + C"を入力します。

    フラグにURLを指定する--notifyと、ペイロードが送信されます。 たとえば、ファイルに変更が加えられた場合assets/app.js、URL は次のペイロードを含む POST 要求を受け取ります。

    デプロイ

    theme deploy

    接続されているShopifyストアのテーマを、現在のプロジェクトのディレクトリに反映させます。

    theme deploy templates/404.liquid templates/article.liquid

    コマンドでファイル名を指定すると、指定したファイルのみが反映されます。
    たとえば、"404.liquid"ファイルと"article.liquid"テンプレのみをデプロイする場合は、上記のコマンドを使用します。

    テーマのダウンロード

    theme download templates/404.liquid templates/article.liquid

    ファイル名を指定せずにコマンドを使用するとdownload、テーマ全体がダウンロードされます。
    また、コマンドでいくつかのファイル名を指定すると、指定されたファイルのみがダウンロードされます。
    ここでは、"404.liquid"ファイルと"article.liquid"テンプレのみをダウンロードされます。

    ファイルの削除

    theme download templates/404.liquid templates/article.liquid

    ローカルと接続されたShopifyストアの両方でファイルを削除します。
    他のファイル操作コマンドとは異なり、テーマ全体を誤って削除することを防ぐ為、このremoveコマンドにはファイル名が必要となります。

    まとめ

    今回の記事いかがだったでしょうか?
    ファイルの反映・数個のShopifyコマンド知っておくだけで、開発の流れも大きく変わってくるなと日々感じています。 ただでさえ中身のコードがややこしいShopifyのテンプレートですが、様々な機能やファイル操作も複雑となると本当に骨が折れます、、、。
    僕も今回の件でShopifyのコードを触る機会が3回目なのですが、まだまだ慣れない部分が多々あり苦労しています(笑)

    それではまた次回お会いしましょう!

    参照

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