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    Honeycombとは

    ハニカム = ミツバチの巣(英語でHoney(蜜蜂)-Comb(櫛)からミツバチの巣という意味があり、多くの蜂の巣がこの六角の形をしてることから名づけられました。
    ではUXデザインにおける蜂の巣とかどういうものか見ていきます。

    ピーターモービルの考察

    ピーターモービルは、1994年からこの分野で働いているデザイナー兼インフォメーションアーキテクトです。
    GoogleやGopherなどの大企業で役職を歴任してきました。 ユーザビリティという概念を超えてユーザー体験を改善させる為に、ピーターモービルは新しい構造を考案しました。
    UXデザインの各側面・性質は7つであり、それらがハニカム(蜂の巣)構造として定義されています。

    ①Usable (使いやすいこと)

    サービスが提供されるシステムは、シンプルで使いやすい必要があります。
    使いやすさは重要な要素ですが、ユーザー中心設計やHuman-Computer Interactionの観点がWeb構築の全てではないです。

    ②Useful (役に立つこと)

    使いやすさはもちろんのこと、製品やシステムが本当に役に立つものなのか、より役に立つものを作るために深い理解が必要です。
    また、人間とコンピューターの相互作用のインターフェイス中心の方法と視点は、Webデザインの全ての側面に対応してるわけではないです。

    ③Desirable (望ましいこと)

    効率化だけでなくイメージ・アイデンティティ・ブランド・その他のデザインの要素の力と価値を理解し、バランスを保つことが大切です。

    ④Findable (探しやすいこと)

    ユーザーが必要なものを見つけられるように、回遊可能なWebサイトとどこにあるのかわかりやすいを設計するようにデザインしなければなりません。

    ⑤Accessible (アクセスしやすいこと)

    建物にエレベーターとスロープがあるのと同じように、私たちのWebサイトは障害を持つ人々 (人口の 10% 以上) がアクセスできる必要があります。

    ⑥Credible (信頼に値すること)

    ユーザーが信頼するか否かを左右するデザイン要素について理解しなければなりません。

    ⑦Valuable (価値を生み出せること)

    このハニカム構造はWebサイトを構築する上でユーザビリティの課題だけでなく、Webサイトにとって魅力的かアクセスしやすいのはどちらか、使用可能または信頼性はどうかなど、人々が優先順位を定義する必要性を理解するのに役立つ優れたツールとしてとても役に立ちます。
    サイトの目的や目標に応じて、どの性質の向上がより重要なのか、どの性質が足りていないのか「見つけやすさ」や「アクセスのしやすさ」はユーザビリティよりも重要かなど、様々な角度から検討することができます。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。
    ユーザー体験デザインとは、ユーザが何を感じて次のアクションを起こすのか。
    Webサイト上で目的を達成させる為に、アクションを考慮してサイト設計をする、、、、

    多くの人が体験したことあると思いますが、自分が色々なサイトを閲覧してる際も、機能が複雑だったり動きがわかりにくいとすぐに見たくなくなってしまいます。
    自身はコーダーですが、プロジェクトの際はユーザー目線に立ち開発することを心がけたいです!

    また次回お会いしましょう!

    参考

    Semantic Studios
    http://semanticstudios.com/user_experience_design/
    Wikipedia
    https://en.wikipedia.org/wiki/Peter_Morville

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