目次
1. RESTful APIの設計とは
- REST(Representational State Transfer)の基本概念
- API設計におけるRESTのメリット
- HTTPメソッド(GET, POST, PUT, DELETE)の使用方法
2. エンドポイントの設計
- リソース指向のURL設計:
- エンドポイントはリソース(データ)を表すように設計する
- 例:
/users
, /products/{id}
, /orders
- HTTPメソッドの使い分け:
- GET:データの取得
- POST:データの作成
- PUT:データの更新
- DELETE:データの削除
- 階層構造とパラメータの管理:
- シンプルで一貫性のあるURL設計
- クエリパラメータやパスパラメータの適切な使用
3. バージョニングのベストプラクティス
- APIバージョニングの必要性:
- バージョン管理はAPIの変更に対応するために不可欠
- バージョニングの方法:
- URLにバージョンを含める:
/v1/users
, /v2/products
- HTTPヘッダーでバージョンを指定する方法
- バージョン管理の注意点と考慮すべき要素
4. エラーハンドリング
- HTTPステータスコードの使用:
- 200 OK, 201 Created, 400 Bad Request, 404 Not Found, 500 Internal Server Error
- エラーメッセージのフォーマット:
- 一貫したエラーメッセージの提供方法
- エラーレスポンス例:
{ "error": "Invalid request", "message": "Invalid parameter value" }
5. APIドキュメンテーションの重要性
- APIドキュメントの作成はAPIの利用者にとって不可欠
- Swagger/OpenAPI:
- 自動生成されるドキュメントを活用することで、API仕様書を簡単に提供
- Swagger UIによるインタラクティブなAPIの探索
6. セキュリティと認証
- APIセキュリティの重要性とベストプラクティス
- 認証方法:
- APIキー、OAuth、JWT(JSON Web Token)の使用
- セキュアな認証の設計
7. 実践的なAPI設計のツールとリソース
- Postman: APIテストツール
- Swagger/OpenAPI: ドキュメンテーションと仕様定義
- Insomnia: API開発とテスト用のツール
/users
, /products/{id}
, /orders
/v1/users
, /v2/products
{ "error": "Invalid request", "message": "Invalid parameter value" }