目次

    筆者のプロフィール

    30代前半の独身男性。小さいころからWindows95を触り、Officeソフトだけでなく、一太郎や花子も触ってきた。公務員に就職してからは人為的ミスを如何に減らせるか吟味し業務にあたっていたため、関数やピポットテーブルやVBAを使うように注力。個人スキルによらずに仕事を回していけるようにすることが目標。
    Word、Excel、PowerPoint、PDFのアイコン

    1.クイックアクセスバーのカスタマイズ

    UI/UXが刷新され「リボンUI」が採用された。(機能がタブごとに分類されるUI)このリボンUIの中で「クイックアクセスツールバー」が登場した。この機能は、よく使う機能の上で右クリックして「クイックアクセスツールバーに追加」を選択すると追加されるものである。人によって良く使う機能が違うと思うがこの中でもおすすめを3つ紹介する。※以降、リボンタブは[ホーム]の様に表す。
    • (1)「画像」([挿入]>「画像」)
    • (2)「画像の圧縮」(クイックツールバーの▼押下>「その他のコマンド」>「コマンドの選択」>「図ツール・書式タブ」>「図の圧縮」
    • (3)「透明色の指定」(クイックツールバーの▼押下>「その他のコマンド」>「コマンドの選択」>「図ツール・書式タブ」>「透明色を指定」
    • ※これらクイックアクセスバーの機能は一度設定しておくと、エクスポートしておけるので、PCを移行してもシームレスに使うことができる。

    2.新しいウィンドウを開く

    同じExcelファイルの中で、AのシートとBのシート両方を見たいときはないだろうか。そんな時に便利なのがこの機能で、左右で同じファイルの違う位置を描画できる。
    [表示]>「新しいウィンドウを開く」
    ※ファイル名:1、ファイル名:2として同時に開くことができる。

    3.ワイルドカード

    Excelではワイルドカード(?や*)を使うことができる。なお、「?は1文字の代替」「*文字列の代替」となる。これらを使うことで関数や置換のレパートリーが広がる。

    4.関数に決まった文字列を挿入

    基本的に以下の2つの方法がある。(INSERT関数はこの際省く)
    • (1)「セルの書式設定」>「表示形式」>「ユーザー定義」
    • <関数の結果が数字の場合>0"文字列"
      <関数の結果が文字の場合>@"文字列"
    • (2)関数に直接記載(関数と文字列を&でつなぐ)
    • <関数1つの場合>関数1&"文字列"
      <関数2つの場合>関数1&"文字列"&関数2
    グラフのイメージ

    5.重なり合ったオブジェクトを選択したり、表示非表示を操作する。

    イメージとしては、フォトショやFigmaの様にレイヤーの操作が可能になる機能である。
    [ホーム]>「検索と選択」>「オブジェクトの選択と表示」
    ※なおフォトショ等と同様にオブジェクトに名前を付けることができるので、管理が容易になる。

    6.重複の削除

    同一の文字列もしくは数値が選択範囲に存在する場合、一番上(又は左)にあるものを残して1つにまとめる(重複を削除する)機能
    [データ]>[重複の削除]

    7.ブックの検査

    「編集者」、「コメント」や「履歴」等公開や配布する際に不要なデータを確認し必要に応じ削除する機能
    [ファイル]>「問題のチェック」>「ドキュメント検査」
    ※説明をよく読んで必要な箇所にチェックをして検査を押下。

    まとめ

    意外と知られていないかも?(私見)という機能を紹介したがいかがだろうか。ほかにも「マクロの記録」「XLOOKUP関数」「ピポットテーブル」等便利な機能は枚挙に暇がないが、それはまたの機会にと思う。
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