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    世界的な初詣の行事


    日本人はあなたの宗教は何ですかと聞かれると無宗教です。
    そう答える人が多いです。
    しかし日本人がする初詣は実は世界最大級の宗教行事です。


    イスラム教最大の宗教行事のメッカの大巡礼。
    これに集まる信者の数は約200万人。
    これに比べて正月3が日に「明治神宮」を参拝する人は約320万人にものぼり、実に1.5倍
    自分は無宗教と答えるにも関わらず約9000万人もの人が日本全国で初詣をしています。

    これは無意識だけど日本人は昔ながらの風習を大事にしている証拠かもしれません。


    お詣りはお寺なのか神社なのか


    日本にはお正月に無宗教でもお詣りに行く文化があるとして
    お寺に行くのか神社に行くのか
    という違いもよく取り上げられるのではないかと考えています。

    神社とお寺あまり区別していないかもしれないですが
    この二つには””と””の差が明確にあります。


    神社は伊勢神宮なら天照の大神の神様。
    お寺は清水寺なら十一面千手観世音菩薩の仏様。
    それぞれ神と仏で中心の信仰が違います。

    そして何を叶え何を解決するのが得意であるかも中心の神仏で違いがあります。
    これからどんな願いを持って一年を過ごすのかが決まったら
    その願いに強い神仏の元へ手を合わせに行くのも良いことだと考えています。


    初詣といえばおみくじ


    おみくじの考え方として昔は
    大吉が出るとこれから運勢が今後悪くなるかもしれない
    凶が出ると将来良くなるだろう
    と判断し、長い目で見て吉凶に一喜一憂せず
    おみくじの内容をきちんと解釈する事が大事です。
    浅草寺のおみくじは凶の割合が3割あるとして有名な話しですね。


    本来おみくじで大切なのは
    事前の心構えであって何となくおみくじを引きがちだが
    きちんとお参りして、聞きたいことを心の中で神仏に問いかけてから引くもの。

    結果はそれに対する答えであって自分に必要な項目を読み取る。
    そうなればおみくじも頼もしい人生の指針になるのではないかと思います。


    まとめ


    日本の初詣はしっかり歴史的な意味があり
    それを紐解きながら今後初詣してみると
    お参りももっと楽しくなるかもしれませんね。
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