目次
・はじめに
ユーザー項目は、一言でまとめると、Webサイトにどのような経緯でユーザーが訪れたかがまとめられています。
運営されているWebサイトによって注目すべき点は変わりますが、集客はGoogle Analyticsの中でも重要なデータ群です。
ここできっちり覚えましょう。
また、Google Analyticsの中でもTOPクラスに重要な、参照元/メディアの情報がありますのでお見逃しなく。
概要
集客の概要データです。注目すべきはどのチャネルからの集客か、というところです。
Organic Serchは自然検索、Directは直接URLの入力、ブックマークから訪問などを指します。
また、広告を運用している場合、その広告から流入はPaid Searchとなります。
行動やコンバージョンはそれぞれ個別で詳細ページがあるので、ここでの紹介は省きます。
チャネル
概要で少し触れていますが、改めて説明します。
ここのデータは基本的にユーザーが”どのジャンルから流入”しているか、の流入元を指します。
例として、Organic Search に焦点を当てます。
その中でも良く確認する項目は以下の3つです。
・セッション数
Webサイトに訪問したユーザーの訪問回数を示します。
UU (ユニークユーザー) 数との混同に注意です。
違いとしては特定期間内に、同じユーザーが5回訪問して5回カウントするのがセッション数、1回としてカウントするのがUU数です。
・直帰率
離脱率との混同に注意です。
直帰率はWebサイトに訪問し、他のページに遷移せず (1ページしか見なかった) に離脱したユーザーです。
離脱率はWebサイトに訪問し、他のページに遷移して離脱した時に、そのページを離脱としてカウントされます。
(ザックリ、その理解でOKです)
・平均セッション時間
1セッションにおける、Webサイトの平均滞在時間です。
この時間は長いほど良いです。
参照元 / メディア
ツリーマップはあまり有用性無いためスキップします。
こちらはGoogle Analyticsの中でもTOPクラスに (個人的には) 重要な指標です。
ユーザーがどのメディアのどの方法で流入したのかをチェックできます。
例としてgoogle ですが、Googleの中でもいくつか種類があります。
google organic
google cpc
google display
画像ではありませんが、上から順に、自然検索、リスティング広告、ディスプレイ広告 からの流入ということになります。
ここで重要なのが、この参照元 / メディアは、セカンダリディメンションという項目で組み合わせて使用できます。
画像の内容は、
【ユーザー < 地域 <市区町村】
でGoogle Analyticsを遷移後、セカンダリディメンションで以下を指定しています。
【集客 < 参照元 / メディア 】
何か発見できそうですよね!
参照サイト
被リンクの意味合いを持っています。
ここで表記されているドメイン元からやってきたことを指します。
固く表現すると、今いるWebサイトのリンクをクリックして、別のWebサイトに移動したとします。その流入元となったWebサイトのことを参照サイトと呼びます。
ahrefsなどの競合比較ツールを使用していると、使うことは皆無なデータになります。
ソーシャル
SNS (Youtube、Twitterなど) からの流入を計測しています。
基本的な計測構造は、参照元 / メディアとほぼ同じなので、詳しい解説は割愛します。
まとめ
今回は集客の項目について解説しました。
Google Analyticsの中で、参照元 / メディアは非常に重要な位置付けになるので、これだけでも覚えておきましょう。
また、Google広告や、Search Console、キャンペーンなど、連携していないと使うことが出来ないツールがありますが、元の管理画面と比較するとあまり使いやすいくは無かったり、データが少し異なったりするのでお勧めはしません。