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ミラーの法則とは?
「ミラーの法則」とは「普通の人が短期記憶に保持できるのは7(+-2)まで」という法則です。
「マジカルナンバー7±2:情報処理の限界」という論文で提唱され、今日では「マジカルナンバー7」として有名になりました。
Webサイトで言うと、グローバルナビゲーションの設計で多く用いられるかもしれません。
弊社アイデアランプのナビヘーションも6つの項目で設計されています。
このように大体のWebサイトのグローバルナビゲーションは5~7つにおさまっている印象です。
主要なコンテンツを絞り、ユーザーを惑わせないように設計することが重要です。
ここで、重要なのが、「マジカルナンバー7」と言う言葉に意識を取られすぎて無用なデザインを制作してはいけないということです。
この「ミラーの法則」の背景には「チャンク」という概念が存在し、情報設計をする上では、「チャンク」を意識して行う必要があります。
チャンクとは?
「チャンク」とは人間が近くできる情報のまとまりのことです。
例えば、「アイデア」という言葉がありますが、これは4つの文字が1つの塊としてまとまることによって、「アイデア」という1つのものを表しています。
もしこの4つの文字の順番がバラバラになったら、塊としての意味を持たなくなってしまいます。
チャンク自体の大きさはさほど重要ではありません。
重要なのは、ユーザーが理解や記憶しやすいようにコンテンツを小さくチャンク化できていることです。
UXに適用すると、コンテンツを視覚的に明確な階層を持つグループに構造化してあげるなどです。
例えば、NikeのECサイトのナビゲーションをみてみましょう。
情報量は多いですが、商品カテゴリをうまくチャンク化して、理解しやすいうような構造になっています。
他にも、電話番号をハイフンで区切ったり、見出しと本文、小見出し、本文で書式設定を変えたりなど、
チャンク化の手段はいくつかあります。
まとめ
「ミラーの法則」いかがだったでしょうか。
サービス提供側はユーザーに伝えたい情報がたくさんあります。
その情報をどう伝えるかのhowの部分を工夫することによって、より良いユーザー体験を生み出すことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!